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人類学と神話学

人類学と神話学

この勉強の基本的な部分として、人類学と神話学があります。人類学を通して、私達は過去の偉大な文化や、もはや消滅した民族について研究します。それは失われておらず、その教えや文化、神々や知識は、今なお存続しており、それらについて知りたい、そうして自分自身の起源について理解したいと望む研究者全てにとって、価値のあるものです。

私達の惑星のはるか昔の起源となる最初の北極人種から、イペルボレア(ヒュペルボレイオス)、レムリア、そして消滅したけれども、今なおその痕跡の一部を残すアトランティス文明に至るまで、私達の人種の真の起源について研究し、発見します。また、現在のアーリア人種についても、その起源はどのようなものだったのでしょうか?

かつてのペルランディア、つまりインドに存在したヴェーダ文化のような、偉大で謎めいた文化について、ヴェーダやプラーナといったサンスクリット語で記された聖なる文献や、ラーマーヤナ、あるいはマハーバーラタ、バガヴァッド・ギータなどの叙事詩を通して残された教えをよみがえらせます。神々が人間と共に生き、人々に教えを伝えていた輝かしい時代。神殿や古代の図像が、現在に至るまで時空間を超える知識を示している地。偉大なるブラフマ神、ヴィシュヌ神、シヴァ神の教えや、その伴侶パールヴァティ女神、シャクティ女神、千の名を持つ神々、ガネーシャ神。これらの神々は、現在においても崇拝されています。

はるか古代の、秘められたエジプト文明を研究しましょう。その神々、永遠を司る神オシリス・ラー、その愛する妻イシス女神、ホルス神、使者であるトート神、ジャッカルの頭のアヌビス神、エジプトの九神と、コスモスと関連するその神秘。偉大なるファラオと王妃達、カウラー王、王家の谷の建設者トトメス1世、セティ1世と王妃トゥヤ、また妻のネフェルタリ王妃に捧げたアブ・シンベルなどの偉大な神殿建造物、大いなる遺産を残したラムセス2世。エジプトの荘厳かつ巨大なピラミッドを研究するなら、それはまた距離が離れた別の文化でも見つかっており、研究者は今なおそれらが秘める完全な幾何学および数学を説明できていません。またそれだけでなく、壮大な神殿や、完璧な状態で保存されたミイラ、素晴らしい医学の知識、今なおパピルスやヒエログリフ(絵文字)、壁画などに残された生と死の知識については、何が言えるでしょうか?その多くは、未だ解明されていません。

また、アステカ民族や、「時間の主」マヤ民族といった賢明なる民族、偉大な天文学者達は、ステラ(石碑)や石に刻まれた図像、現在まで有効な星の計算と予言の記された名高い暦に、その深遠な知識を残しました。その完璧な街並みや天文観測所、また、オルメカ族やトルテカ族、サポテカ族といった他の古代民族の遺産も存在します。

ギリシャ・ローマ文明の神々、女神の叡智は称賛に値します。たとえばゼウス−ジュピター、ヘルメス−マーキュリー、アテネ−ミネルバ、マルス−アレス、ヴィーナス−アフロディーテ、アポロ、ブルカヌスなどは、人間を導き、保護し、偉業を為し遂げるよう教え、教育しました。ペルセルスやヘラクレスといった英雄達は、己と闘い、その冒険、神話の物語において、自分を知りたいと願う人にとって現代にも生きる深い教えを残しています。

同じく、古代のケルト文明、ドルイド僧の叡智について研究しましょう。そこでは、自然の生きた力と結びついた偉大な人々が、自然からそのパワーと知識、魔法の力などを得ていました。それは、ダナーン族の子孫である神話上の人物や神々、北ヨーロッパの国々の伝統に根づく妖精達の存在と共に、今なお時を超えて存続しています。

また、アーサー王の時代の偉大な人物、アーサー王とグネヴィア王妃が、パーシヴァル、ガラハッド、ボールスといた円卓の騎士達と共に残した遺産については、彼らは聖杯を探しに行った心の純粋な人達であり、時代はぐっと近くなり、歴史が理解していない、地上−天上の兄弟愛に基づく教えを有していました。

過去の文化は失われておらず、その多くが今なお息づいており、現代の人間に有益なものです。その研究をするなら、現在を理解するために役立つ多くのカギや、また私達が生きる現代社会において直面している問題の多くの解決策が授かると言えます。ただそれを発見し、それを生きて、その教えをよみがえらせ、自分のものとするだけです。

たとえ多くの場合、民俗学や言語、伝統、伝説、神話などを通してその遺産の一部しか知られていないにせよ、誰もが、かつて存在したこれらの文化の遺産を受け継いでいます。私達はその起源や、それら全ての意義を見失っています。それゆえ、私達の真の起源と私達を結びつけ、私達を導くそのつながりを見つけるようあなた方を招待します。ちょうど、人生の迷宮で私達を誘導するアリアドネの糸のように。そうして、私達自身の起源を知ることで、人間が人生を通じて常に掲げてきた存在についての疑問への答えを見出せるでしょう。つまり、自分は何者で、どこから来て、どこに行くのか、人生の意味は何か、という疑問です。

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